LINE@を利用して新規顧客を増やした結果、売上が130%アップした話

  • 2018年9月14日
  • 2019年5月28日
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スマートフォンユーザーで使用していない人は、ほぼいないのではと言えるほどLINEは普及しています。友だちと簡単にメッセージのやり取りをでき、無料で使えることから幅広い年齢層の方が使用しています。

そんなLINEを使用し、お店やサービスのブランディングをおこなえる「LINE@」というサービスはご存じでしょうか。知人のお店ではLINE@を使用したことで売上が130%上がったそうです。
今回はそんなLINE@で出来ること、知人のお店がどのような施策をおこなったのか紹介します。

LINE@とは

LINE@とは、個人や店舗、企業などが不特定多数のユーザーにメッセージを一斉送信することをおもな目的として配布されているツールです。

LINE@は公式アカウントと比べ、利用料金も安く、無料プランもあるので、使用する難易度が低いです。また、一般アカウントと認証済みアカウントの2種類がありますが、一般アカウントの場合は誰でも取得できます。
認証済みアカウントは、LINE側での審査があり通過することで、認証済みアカウントのバッジが付与されます。LINE内の検索結果にも表示されるようになり、一部機能と決済手段は認証済みアカウントでしか使用できません。

LINE@でできること

ここではLINE@で、できることを紹介します。

メッセージ配信

友だち登録してくれたユーザー全員にメッセージを一斉に送ることができます。
通常のLINEと同じように画像やスタンプも使用できます。

また、予約配信もおこなえるので、○日○時にメッセージを一斉配信といったこともできます。なので、お知らせなどを配信するのに利用することが多いです。

1:1トーク

通常のLINEと同じように1対1でメッセージのやり取りができます。
個別のお問い合わせや、予約受付などに利用できます。

タイムライン・ホーム投稿

ブログやニュース、お知らせなどの情報を、友だち登録してくれたユーザーのタイムラインに表示させることが可能です。
また、いいねやシェアによる投稿の拡散も期待できます。
こちらも、お知らせはもちろん、ブログなどで利用している方が多いです。

クーポン・PRページなどの配信

友だち登録してくれたユーザーに対して、メッセージでクーポンの配布をおこなうことができます。割引券や無料券などのクーポンを配信できるので、店舗への集客が期待できます。

アカウントページ作成

Facebookページのような、アカウントページを作成します。
店舗のメニューやアクセス情報などの紹介を掲載できます。
また、認証済みアカウントの場合はWEB上にも公開されます。
店舗に興味を持った方が訪れる可能性のあるページなので、内容はなるべく充実させましょう。

ショップカード

友だち登録したユーザーが商品を購入した時に、スタンプ(ポイント)を付与出来る機能です。店舗が作成したQRコードを読み取ることでショップカードにスタンプが付与されます。ユーザーもアプリでスタンプの情報を確認でき、有効期限が近いスタンプはお知らせしてくれます。
また、スタンプをすべて貯めたユーザーに対して、10%OFFクーポンなど特典を付与することも可能です。

また、店舗側もショップカードの統計情報を確認することができ、どのぐらいのユーザーがどれだけスタンプを貯めているか確認することができます。

リサーチページ

店舗に対するアンケートをおこなうことができます。店舗の商品・サービスの満足度、性別や年齢などのお客様の情報を知ることができます。
回答者に対してクーポンを配布する「プレゼント機能」も利用できるので、設定しておけば回収率も高くなります。

LINE@を使用してブランディングをおこなった店舗事例

知り合いのイタリア料理のお店で、LINE@を活用して集客をおこなった事例をご紹介します。

LINE@使用した集客の施策

  • LINE@を登録しやすいようにQRコードを乗せたPOPをテーブルやレジに設置
  • グルメ雑誌にもお店の紹介記事 & QRコードを掲載
  • おすすめメニューやイベントを紹介するメッセージを月2回配信
  • キャンペーンやイベントの告知をホーム投稿
  • 当日限定のLINE@限定クーポンの配布

上記の施策をおこないました。

元からリピーターの方はいたのですが、新規顧客も獲得したいとのことで話題のLINE@を初めたとのことです。

最初友だち追加してくれたユーザーのほとんどは、元からいたリピーターの方が多かったそうです。
雑誌に掲載した時期に新規のユーザーは増えたのですが、それ以降は伸び悩みました。
もちろん、クーポン配布などで新規からのリピーターも増えたのですが、目標としていた売上にはまだまだでした。

なにげなく、TwitterやFacebookのようにタイムライン上で、イベントの告知をおこなったところ、いいねやシェアが付き驚くほど拡散されたようです。
結果LINE@の友だち数も増え、店舗に来店するお客さんも増えました。

実際にLINE@を配信を初めた年は、前年度比で130%も売上があがりました。
現在でもLINE@を続けており、コアなリピーターも以前と比べ多くなったそうです。

まとめ

LINE@は飲食店などの店舗集客をメインにするビジネスでは、非常に有効的です。
最初は無料プランで始めることができるので、まずは初めて見て、結果が出てきたら有料プランに変更するといった事も可能です。

集客に伸び悩んでいる経営者の方はLINE@使ってみてはいかがでしょうか。

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