リスティング広告運用者必見! 2018年版、広告表示オプションの種類と特徴・メリット

広告表示オプションというものをご存知でしょうか。最近は広告表示オプションを設定するのが当たり前になってきているので、運用者の方はご存知の方が多いはずです。

検索連動型広告に広告表示オプションを設定することで、広告文+αの情報を掲載できるので、広告の掲載面積が増えクリック率が向上し、広告ランクがよくなります。

今回はそんな、メリット満載の広告表示オプション種類を紹介します。

広告表示オプションのメリット

広告文では伝えきれなかった情報をプラスできる点です。結果、広告枠の掲載面積が広がり、クリック率向上が見込めます。

ユーザーはそれぞれ異なる需要を持っており、購買意識のある人、お店の住所や電話番号を調べている人など様々です。このような需要を広告表示オプションでは満たすことができます。

ユーザーが求めているアクションに対して、適切な広告表示オプションをカスタマイズすることでユーザーファーストな広告を掲載できます。

また、運用面でも広告表示オプションを設定することで、掲載順位の向上、入札単価の節約などが期待できるので設定を今すぐしてください。

広告表示オプションの種類

数多くある広告表示オプションを紹介します。

サイトリンク表示オプション(Google広告)/クイックリンクオプション(YSS)

こちらは、広告に別のリンク先を追加できる広告表示オプションです。

例えば、ECサイトの広告であるのが、「商品一覧」という表示オプションを設定しておけば、ユーザーが広告文をクリックしたときはトップページ、商品一覧を押した場合は、商品一覧ページにリンクさせることができます。最大6つ表示されるので特定の商品ページや店舗情報へのリンクも追加できます。

コールアウト表示オプション(Google広告)/テキスト補足オプション(YSS)

コールアウト表示オプション及びテキスト補足オプションは、追加の説明文を広告文の下に追加できます。

半角25文字(全角12文字)のテキストを追加できるので、広告文では訴求できなかったメリットや内容などを訴求できます。

構造化スニペット表示オプション(Google広告)/カテゴリ補足オプション(YSS)

構造化スニペット表示オプション及びカテゴリ補足オプションは、カテゴリを13種類の中から選び、任意の内容を設定できます。

Google広告YSS
おすすめのホテル設備
コースブランド
サービスコース
スタイル学位プログラム
タイプ到着地
ブランドおすすめのホテル
モデル保険の保障
学位プログラムモデル
周辺地域周辺地域
設備サービス
到着地番組
番組スタイル
保険の保証タイプ

それぞれの媒体で上記13種類のカテゴリを選択できます。
表示されるカテゴリはシステムが判断し最適な組み合わせで配信されるので、商品やサービスに関連するカテゴリを多く設定するといいです。

電話番号表示オプション(Google広告)/電話番号オプション(YSS)

電話番号表示オプション及び電話番号オプションは、広告文の下に電話番号を表示させてくれます。

スマートフォン場合は電話番号をタップすることで、電話を掛けることができます。電話でのお問い合わせなどに対応している場合は設定をおすすめします。

メッセージ表示オプション(Google広告)

メッセージ表示オプションは、広告内にの表示されるSMSアイコンをクリックすることで、広告主に直接SMSメッセージを送ることができます。

SMSを利用できるスマートフォンのみに表示される仕様です。また広告主側もSMSの送受信ができるスマートフォンを準備する必要があります。

住所表示オプション(Google広告)

住所表示オプションは、GoogleマイビジネスとGoogle広告をリンクさせることで使用できます。マイビジネスに登録している住所を、広告内に表示できます。

スマートフォンの場合、住所表示オプションタップすることで経路案内もおこなってくれます。

アフィリエイト住所表示オプション(Google広告)

アフィリエイト住所表示オプションは、広告主の商品や自社商品を販売している、最寄りの店舗を検索ユーザーに知らせるための機能です。

例えば広告主の商品が、小売Aで販売されていた場合、小売Aの店舗の住所を表示させることで購買を促します。自店舗で販売している場合は住所表示オプションを使用してください。

価格表示オプション(Google広告)

価格表示オプションは広告の下にカードが表示され、カード内で商品名や価格などの訴求をおこなえます。最大8つのカードを表示させることができます。

また、ユーザーがカードをクリックした場合、直接や商品やサービスのページにリンクを飛ばすことができるので、簡易的なショッピング広告のような使い方ができます。

アプリリンク表示オプション(Google広告)

アプリリンク表示オプションは、広告の下にスマートフォンアプリのリンクを表示させます。

ユーザーがリンクをタップすると、Google Play ストアやApp Storeへ直接誘導しインストールを促します。
モバイルアプリを提供している場合は、有効なので設定をおすすめします。

レビュー表示オプション(Google広告)

サードパーティーサイトに記載されている、自社商品やサービスへのレビューを広告として掲載できるオプションです。

他のオプションとの違いは、レビューをクリックをした場合、サードパーティーのサイトへ誘導する点と、審査基準が他の広告表示オプションと比べると厳しいところです。

しかし、サードパーティーのレビューはユーザーにとっても、広告主のとっても有益な情報です。

プロモーション表示オプション(Google広告)

プロモーション表示オプションは、広告の下に商品やサービスのセールなどのオファー情報を掲載できます。掲載できる内容は、割引額または割引率、開始日、終了日を掲載できます。

また、広告とは別のリンク先を設定できるので、ユーザーは対象の商品ページへやセールページへ直接へアクセスできます。

広告に必ず設定したい広告表示オプション

どのような商材であっても下記の広告表示オプションは設定できます。

  • サイトリンク表示オプション(Google広告)/クイックリンクオプション(YSS)
  • コールアウト表示オプション(Google広告)/テキスト補足オプション(YSS)
  • 構造化スニペット表示オプション(Google広告)/カテゴリ補足オプション(YSS)

こちらの3件はGoogle広告とスポンサードサーチ両方で設定でき
どの商材でも設定が可能な項目です。

LPの場合サイトリンクが設定ができないと思うかもしれませんが、アンカーリンクを使用することで設定できます。

まとめ

広告表示オプションは広告の掲載面積を増やせるのはもちろん、掲載順位の向上、クリック単価を安くできるなどメリットしかありません。

ユーザーが求めているアクションをしっかり知り、運用者の方は適切な表示オプションを設定してください。

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